近鉄電車の怪
8月ももうすぐ終わりですね。今月は2回ほど「ユーレイ(幽霊)?」の話をしてきましたが、最後に一つ近鉄で起こったマジな幽霊話を紹介したいと思います。京都新聞に実際に報道された話です。
昭和53年6月のことです。夕方、京都行きの準急が寺田の踏切にさしかかった時、運転手が西のほうから自転車で走ってくる子供を見かけたのですが、その直後にショックを感じて急停車したんです。運転手が電車を調べてみると、先頭車の左側に何かがぶつかった痕跡があったので、付近一帯を捜してみたのですが自転車の子供はどこにもいませんでした。
運転手の通報で警察や救急車も出動、さらに新田辺から駅員も駆けつけて現場一帯を捜しまわりましたが、子供はおろか自転車や靴さえ見つかりませんでした。結局、電車は約15分遅れで現場を発車しました。この頃、現場のすぐ近くの川では数人の子供が魚釣りをしていたのですが、何も気づかなかったそうです。警察では「もし事故があったとしても、大した怪我でなかったので自力で帰ったのではないか」と見ていたそうですが、果して走行中の電車にぶつかってそのまま帰れるでしょうか?
ただその踏切では、同じ年の2月に、自転車に乗った子供が電車にはねられて即死しているんですね……。
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