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2008年9月

あれから30年(京都市電の話)

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毎度ご乗車ありがとうございます。

 1978年、今からちょうど30年前の今日、京都の街から市電がなくなりました。30年前の9月といえば、もう日曜日は全て市電の撮影に費やしてましたね。今日掲載した写真はいずれも1978年9月に撮影したものですが、当時私は残存路線の全停留所で停留所名の看板を入れた写真を撮影していました。一つの電停で撮影すると次の電停まで歩き、また撮影してはその次の電停まで歩く……というくり返しでなかなか大変でしたが、外郭線のほとんどの区間を踏破しましたね。(余談ですがこの「撮影しながらひたすら歩く」のは今でも京阪の撮影などでちょくちょくやってます。ちなみにあと香里園~寝屋川市間を歩いたら、累計で七条~萱島間を踏破したことになります)

 市電最後の一ヶ月には、やっぱりカメラを向ける鉄道ファンをたくさん見かけました。特に東山七条の三叉路や九条大宮の歩道橋といった有名な撮影地には多かったですね。でも私のように「歩きながら撮る」人はあまりいなかったようで、雑誌などに出ていた撮影スポット以外の場所ではほとんど見かけませんでした。

 当時の写真を今改めて見ると、市電だけでなくバックの町並みもずいぶん変わりました。今路面電車のレイアウトを建設していることもあって、昔の市電の写真を見ると周囲の家並みなんかにも注意するようになりました。消えてしまったものを今更どうこう言っても始まりませんが、せめてあの頃を模型で残していきたいと思っています。

 

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近鉄モ2200型を製作しました

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毎度ご乗車ありがとうございます。

 今月に入って爆発的に作りたくなった近鉄の2200型が、本日ひとまず完成いたしました。実車を見たことがない上に近鉄の車輌をフルスクラッチしたこともほとんどない(10年以上前に2250型を作ったことがあるだけ)のでちょっと面食らったところもありますが、実はこの2200型は昔から製作したかった車輌だったので、今こうして曲がりなりにも完成させたことを喜んでます。

 車体はいつものようにプラ板からのフルスクラッチですが、屋根はバルサではなくGMの旧型国電キットのパーツを利用しました。同じ20m車なのでそのまま使えました。現在これに続くサ3000型とモ2200型をもう1輌製作中で、最終的には4~5連でまとめたいと思っています。

 今月は急に近鉄を作りたくなってしまいましたが、月初めに書いた製作計画も決して忘れてはおりません(笑) 本日は京阪1910も完成させました。基本的な製作方法は前作の1905と同じですので、ここでは省略させていただきます(笑) そのかわり、というわけではありませんが、今日はさらに頑張って数ヶ月前に作りかけのまま放置していた京阪1304も完成させました。こちらもこの2月に製作した1311と合わせて4連にする予定です。

 ところで、話は変わりますが……。

 実車の京阪1900型、中之島線の開業を待たず、10月18日限りで引退するそうです。最後に今日のお昼に偶然丹波橋で見かけた1919の写真を載せておきます。003 008_2 010_2

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今なお残る市電の路線(京都市電の話)

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毎度ご乗車ありがとうございます。

 京都から市電がなくなって30年になりますが、現在の市バスの路線の中に昔の市電と同一経路をたどるものや、経路の一部が市電の系統と完全重複しているものがいくつかあります。今回はそんな「今なお残る市電の路線」を紹介したいと思います。尚、市電の系統はおおむね廃止時の経路を対象にしています。

市電1系統(みぶ~祇園~百万遍~千本今出川~みぶ)……市バス201系統(完全重複)

市電2系統(京都駅~四条河原町~河原町今出川~銀閣寺~錦林車庫~円町~西大路九条)……市バス17系統(京都駅~錦林車庫間重複)

市電4系統(京都駅~七条烏丸~西大路七条~金閣寺~烏丸車庫)……市バス205系統(京都駅~北大路バスターミナル間重複)

市電5系統(京都駅~四条河原町~洛北高校前~烏丸車庫~西大路四条)……市バス205系統(京都駅~西大路四条間重複)

市電6系統(京都駅~七条烏丸~東山七条~祇園~高野~烏丸車庫)……市バス206系統(京都駅~北大路バスターミナル間重複)

市電7系統(九条車庫~祇園~四条大宮~九条大宮~九条車庫)……市バス207系統(完全重複)

市電9系統(京都駅~塩小路高倉~勧進橋~竹田久保町~中書島)……市バス81系統(京都駅~中書島間重複)

市電12系統(西大路四条~白梅町~烏丸今出川~銀閣寺~錦林車庫~天王町~熊野神社前~烏丸丸太町~円町~西大路四条)……市バス203系統(西大路四条~白梅町~錦林車庫~熊野神社前間重複)

 かつての市電の経路をたどる市バスはこの他にもまだあります。30年の間に沿線の景観はかなり変わってしまっていますが、これらのバスで市電のあった頃を偲んでみるのも一興かと思います。

 

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「思い出の京都市電」写真展

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毎度ご乗車ありがとうございます。

 今日は地下鉄烏丸御池駅で開催されている「思い出の京都市電写真展」に行ってきました。鉄道友の会京都支部の方々が撮影された市電の写真が多数展示されていましたが、いずれの写真も他所ではあまり見たことのない貴重なものが多くてびっくりしました。北野紙屋川町終点時の900型や「ひらかた大菊人形」の装飾をつけた300型、壬生車庫内を走行中の貨1型など、そこらの雑誌やギャラリーの市電展とは全然違う、クオリティーの高い写真展でしたね。

 写真だけでなく、市電のコントローラーや系統板なんかも多数展示されていました。中でも錦林時代の水色の22系統を生で見られたのは感激でした(個人的に、錦林時代の22系統の写真をほとんど見たことがありません)。最後に駅の案内所で鉄道友の会支部報『車輛基地』を購入しましたが、これがまた市電に関する研究資料が満載で、非常に価値のある本でした。ともあれ、市電の好きな方には絶対おすすめの写真展です。10月14日まで開催されてますので(しかも無料です)、ぜひ一度行ってみて下さい。

 ということで今日のおまけ写真は私が撮影した京都市電700型です。

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近鉄2610型のリニューアル

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 先月末からこのブログで近鉄の話をしたり、またMKCさんのHPで近鉄の模型を拝見しているうちに、私も近鉄の車輛を作りたくなってしまいました(笑) で、手始めに10年以上も前にGMのキットを組んだ2610型4連のリニューアルを行いました。

 最初の写真はリニューアル前の先頭車ですが、塗装にはムラがあるわスカートはついてないわでもう悲惨な(?)状態でした。そこで全面的に塗装をやり直し、さらには時代に逆行して前面の方向幕を撤去しました。これは運行標識が好きという個人的理由からですが、実車も登場時は方向幕がなかったようです。 

 また実車と同様、スカートもつけてみました。最初このキットを組んだ時、実はわざとスカートをつけませんでした。というのももうお気づきの方もいらっしゃると思いますが、私の車輛にはダミーカプラーを一切つけていません。先頭車でもアーノルトがむき出しになっています。不格好といえば不格好ですが、それよりも自由に編成替えができるようにしたかったので、あえてそのままにしていました。ただ問題はスカート付きの車輌で、当時の私の腕ではどうにもならなかったんですね。

 でも今回、Bトレのパーツにあったスカートでこの問題はひとまず解決しました。試運転も特に異常はなく、将来京阪の700型や5000型を製作する際の布石になりました。それにしてもこのところ、京阪の車輌(17~18m級)や路面電車ばかり作っていたせいか、20m車はやけに長く感じましたね。

 そんなわけで今度は新しく何か作りたくなって、現在2200型(旧)の車体を製作中です。(1900型はどないすんねん←影の声)018 012

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市電の独占区間(京都市電の思い出話)

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毎度ご乗車ありがとうございます。

 さて、今月は京都の町から市電がなくなってちょうど30年になります。そこで京都市電に関する話を少ししてみたいと思います。

 専用軌道は別として、道路上を走る区間はどこも並行して市バスが走っていました。もちろん、市電と市バスが全く同一の経路を走るということはありませんでしたが、系統によってはかなりの区間を競合するものもありました。

 ところが、併用軌道上でも市バスと競合していない区間、いわば市電の独占区間とでもいうべき区間がなんと昭和52年まで存在していたんですね。

 実は私も最近知ったのですが、七条線の七条烏丸~七条大橋間は昭和52年9月の七条・河原町線廃止まで市バスは通っていませんでした。距離にしてわずか780mほどの区間でしたが完全な「市電の独占区間」だったのです。またさらに東側の七条大橋~東山七条間も並行して走る市バスは西行の16系統だけだったので、ここも実質的には市電の独占区間でした。

 ということで今日の写真はこの「市電の独占区間」を走る1800型です。1枚目は七条烏丸で、2枚目は七条大橋で昭和51年頃撮影しました。

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新線建設⑪ 既存車輌の走行チェック

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 今日は思いのほか仕事が早く終わりましたので、夕方から新線での現有車輌の走行テストを行いました。当線オリジナル(=自由型)の400型や京都市電1800型といったボギー車はおおむね良好で、平面交差や渡り線も脱線せずに通過してくれました。特に曲がり角で2輌の市電がゆっくりとすれ違ってゆく情景は手前味噌ながらすごくよかったです。また平面交差では写真のような懐かしいシーンも再現してみました。023 真ん中にダミーの鉄道線を敷いたのも、実はこのシーンを作りたかったからでした。

 ただ問題は単車でした。

 いずれの車輌も動きがイマイチなんですね。コントローラーを回してもなかなか動き出さない。走り出してもスピードをちょっと落とすとすぐ停まってしまう。 これはどうもモーターそのものに問題がありそうです。特に京洛電気軌道の初代レイアウト完成時に一番電車になった50型+60型のモーターは20年以上も前のポケットラインのものでしたから、ひょっとしたらもう老朽化していたのかも知れませんね。ともあれ、新線開通時までには何か対策を講ずる必要がありそうです。

 最後におまけ話を一つ……。

 今朝出勤途中に、京阪宇治線で2615の方向幕が故障したらしく、「中書島」の運行標識をつけていました。カメラに収めたかったのですが、こちらも対向列車の車内からちらっと見ただけだったのでどうしようもありませんでした。そこで帰りに「もしや……」と思って観月橋や中書島で40分ほど張り込みましたが、同車は朝のラッシュが終わると引き揚げたようで宇治線にはいませんでした。そのかわり、というわけではありませんが、本線の普通列車に入っていた1900型を撮影することができました。009 012                                                     025_2       024_2        

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新線建設⑩ 道路の製作を再開しました

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毎度ご乗車ありがとうございます。

 夏の間サボっていた(?)新線建設を、本日から再開いたしました。現在は併用軌道部分の道路を製作していますが、軌道の両側は1mm厚のプラ板を2枚重ね、軌道内は1.2miri厚のプラ板で表現しました。このため軌道内の地面が少し低くなり、レールが飛び出たような感じになって見苦しいのですが、下手にレールとツライチにすると走行不良の原因にもなりますので、ここはあえて目をつぶりました。

 さて、市電の併用軌道といえば敷石ですが、レイアウトの併用軌道全区間に敷石を敷くことは考えていません。晩年の京都市電でも敷石のない区間はたくさんありましたし、一部区間だけに敷石を敷いたほうが却って実感的ではないかと思っています。

 で、敷石の製作方法ですが……。

 正直言って、まだどうやって作ろうか決めていません。一番いいのは瑞穂電気軌道で採用されていた一枚ずつ並べていく方法だと思いますが、9mmゲージでは小さすぎてとても無理です。かといって市販の敷石はイマイチだし、本音を言いますと、あんまり市販品に頼りたくないんですよね(これは敷石だけに限ったことではありませんが)。まあ、建設を進めながら考えていくことにします。

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近鉄電車の怪 その2

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毎度ご乗車ありがとうございます。

 8月26日に引き続き、近鉄にまつわる不思議な話をしてみたいと思います。これは35年前の「鉄道ジャーナル」誌に出ていた話です。

 近鉄では不思議と「4」と「7」のつく車輌に事故が多いそうです。有名なところでは初代ビスタカーの10007が事故で大破して、貫通型の前面に復旧されましたし、古い話ですが昭和23年にはモ2207が松阪で漏電による失火で焼失しています。また同じ年、東青山でモ2237が信号無視で側線に突っ込んで大破しています。この他にも12007、2304、6237、3007、2204といった車輌が事故に遭っているそうです。

 また昭和50年4月17日には、京都線の新祝園5号踏切で800型4連による急行が自動車と衝突、1輌目と2輌目が脱線、横転するという事故が起こりましたが、この時の2輌目の車番は「714」でした。(この事故は京都新聞で大々的に報道され、車番は新聞に掲載された写真から確認しました)

 ということで今日の写真は1979年7月31日、10100型のさよなら運転を見に初めて名古屋線に乗った時のものです。はっきりしない写真ですみません。

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製作計画(2008年9月)

毎度ご乗車ありがとうございます。

 ついに9月になってしまいましたね。毎年この時期は夏が終わった寂しさに気分が落ち込んでしまうのですが、夏の間あんまり模型製作ができなかった分、今月からは気を取り直して作っていきたいと思っています。

 で、具体的な計画ですが、車輌面ではまず京阪1900型の製作を引き続き進めていく予定です。旧型車を中心とする6輌編成で、先に完成しているモリヤスタジオのキットを組んだ1900型と、特急同士のすれ違い運転ができるようにしたいと考えています。

 さらに夏の間停滞していた新線建設も再開していく予定です。線路敷設もどうにか終わり、今月は併用軌道部分の製作に着手したいと思っています。このブログでも、新線建設のレポートを頻繁にできるようになったらいいなって思ってます。

 ということで今日の写真は本文とは全く関係ありませんが、夏の間に撮影した京阪5000型です。005 052 107

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