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テレビカー廃止に寄せて

001 001_4 毎度ご乗車ありがとうございます。

 今日の京都新聞に、2011年までに京阪特急のテレビカーを廃止するという記事が出ていました。このニュースに驚いた方もいらっしゃることでしょう。

 しかしながら私は正直「ついに来るべき時が来た」という思いでしたね。実際、テレビカーの車内でテレビを見ている人なんてほとんどいないのではないでしょうか(野球とか特別な番組がある時は別ですが)? 例えば淀屋橋行きの特急では、テレビが京都側にあるため、テレビカーだけは出町柳で座席の転換をしないのですが、同車に乗った人はほぼ全員が座席を前向きに転換してから着席しています。失礼な言い方を許してもらえるならば「京阪特急=テレビカー」というイメージが永年定着しているため、これまで惰性で残してきたのだと思います。今の時代、テレビが特別珍しいものでもないし、ブルートレインじゃないですが「よくぞ今まで残っていたな」というのが率直な思いでしたね。(余談ですが、このテレビカーに替わる新しい京阪特急のイメージがダブルデッカーだと思っています)

 さて、この記事で私が一番驚いたのは特急車の車端部のロングシート化でしたね。まあ1960年代の急行を思わせるような現在の特急の停車駅の多さを考えるとやむを得ないところでしょうが、これが1700型から続いてきた特急ロマンスカーの終焉の序章になりそうな気がしてならないんですね。これは現在の阪急京都線を見ていただければわかっていただけると思いますが、ここ数年の京阪のダイヤは、この阪急京都線のパターンを追いかけているような気がするんですね。京都線の特急の停車駅が大幅に変わった後、京阪特急の停車駅も似たようなパターンになりました。また阪急では昔の急行と化した特急のために、6300型の運用がかなり少なくなっていますが、京阪でも平日夜間の特急は一般車による運用になって、8000型の出番も減っています。この調子でいくと、特急車の運用減少のため近い将来旧3000型か8000型の一部に余剰廃車が出ることも考えられるのではないでしょうか。

 さらに個人的に心配なのは、現在の快速特急がいつまで存続するかですね。京阪間直通利用の多い者にとっては、現在のダイヤパターンは非常に不便なんですよね。現に私は、大阪へ行く時に阪急京都線を使うことはまずなくなりました。また大阪から帰る時も三条行きの特急を見送ってでも快速特急を利用しています。この快速特急、出町柳行きだけでなく淀屋橋行きも運転してほしいと思っているのは私だけではないでしょう。三条行きの特急が回送で大阪まで戻っているのは実にもったいない気がします。

 長々と書いてしまいましたが、最後に最近撮影した旧3000型(未だに8000型30番台とは言えない)の写真をご披露したいと思います。

087 009 003

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