ぶらり、チャリ旅~京都市電の保存車今昔~
毎度ご乗車ありがとうございます。
京都の街から市電がなくなって30年、全廃当初は各地にあった保存車輌もいつの間にかかなり少なくなってしまいました。そこで今日は自転車で今なお残る保存車輌の現状を見に行ってきました。
まず訪れたのが京都コンピューター学院(左京区浄土寺馬場町)の2603と1801。何年か前に見た時は塗装の一部がはげ落ちたりして心配だったのですが、今では見事に手入れされていて嬉しいかぎりでした。また2603は現存唯一の2600型なので、末永く大切にしていただきたいものです。市電全廃時に多くの車輌が公園などに引き取られて行きましたが、実はそのほとんどが児童館とか、建物としての利用が目的だったんですね。でもこの京都コンピューター学院の2輌は当初から保存が目的で、その意味でも貴重な存在だと思います。
続いて訪ねたのが塚本児童公園(左京区一乗寺塚本町)の720。こちらは集会場として使用されていますが、窓は全てアルミサッシ、ドアもアルミ製に替えられていました。台車やZパンタ、救助網はそのままですが、ヘッドライトや方向幕は全て埋められていました。また塗装も塗り替えられ、一応グリーンとクリームのツートンですが現役時代とはちょっと違う緑になっています。(個人的想像ですが、ひょっとして登場時の700型ってこんな感じの緑だったのでしょうか?) 余談ですがここでは愛用のチャリも入れて撮影してみました。
今日訪問したのはこの3輌でしたが、ここでこれら3輌の30年前の姿を紹介したいと思います。(画像が不鮮明な点はご容赦下さい)
まずは1978年に撮影した2603。まだ隣に1801の姿はありませんでした。そして同じく1978年撮影の720は、窓まわりを防護ネットでおおわれているとは言え、まだ完全な「市電」の姿でした。そして現在、2603の隣で保存されている1801はと言いますと、実は市電全廃後の一時期、洛北高校前交差点を少し下った所にあった空き地に保管されていたんですね。これが本日最後の写真ですが、1979年2月25日に撮影したものです。
チャリで追いかけた京都市電の保存車、また機会があれば現状を見に行きたいと思っています。
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