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60年前の廃止計画(京都市電の話)

毎度ご乗車ありがとうございます。

 先日、図書館で昔の京都新聞のマイクロフィルムを閲覧していたら、すごい記事を発見しました。

 昭和24年7月1日付の京都新聞でしたが、この時期、京都市ではなんと市電四条線(祇園~四条大宮)を廃止してバス化することを決定していたんですね。しかもその時期は遅くても昭和25年中には実現させる方向だったようです。

 この時代といえば戦後の復興が徐々に進んできた頃で、都市交通もバスより市電が中心だったし、京都でもまだまだ市電路線を延長する計画がありました。その一方でこの時期に京都でも一番の繁華街を走る路線を廃止しようという動きがあったのは驚きでした。

 廃止の理由は線路があることで道幅が狭くなるというのが一番で、これにより街の美観と騒音防止になると考えられていたようです。さらに撤去したレールは下鴨線などの新線建設に転用するという計画でした。

 市電をバスに替えて騒音防止になるか正直疑問ですが、当時は市電廃止と共に四条通を拡張して街路樹のある道路にしようという構想もあったようです。これが実現していたら現在の四条通のイメージは随分違ったものになっていたでしょうね。

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