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終車通過時刻表を見て(京都市電の話)

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毎度ご乗車ありがとうございます。

 京都・岡崎の市電コンシェルジュ車内には、昭和45年伏見線廃止直後のものと思われる電車案内図と終車通過時刻表が展示されています。いずれも複製品らしいのですが、この終車通過時刻表を見ていて気付いたことなんかを今日は書いてみたいと思います。

 まず、錦林車庫発23:16の西大路九条行き、②系統の最終ですが、同車は熊野神社前発23:21、河原町丸太町発23:24、烏丸丸太町発23:27と、丸太町通を西走していきます。そして千本丸太町を23:33に発車する時点で、行先が九条車庫に変わっているんですね。以降同車は九条車庫行きとなって円町発23:36、西大路四条発23:41、西大路七条発23:46、西大路九条発23:51とたどって、九条車庫には24:00頃に到着すると思われます。
 本来②系統は西大路九条が終点なんですが、この終電だけが九条車庫まで延長されていたのは正直驚きでした。これは私の推測ですが、西大路九条から錦林車庫に戻るとなると午前0時をはるかにオーバーしてしまうので、近くの九条車庫で停泊させていたのではないでしょうか。もしそうだとすると、初発の②系統は九条車庫始発だったかも知れませんね。

 それともう一つ。銀閣寺発23:32の千本丸太町行きが、23:43に熊野神社前を発車する時には壬生行きになってるんですね。同車はこの後河原町丸太町発23:46、烏丸丸太町発23:49と進んで千本丸太町から千本線に入りますが、このルートは通常の系統にはないんですよね。おそらく⑳系統の終電が壬生車庫に入庫するための臨時経路だと思われますが、詳細を御存知の方がいらっしゃいましたら御教示いただきたいと思います。

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コメント

京洛電軌さん、興味ある話をどうも。
2番の最終が九条車庫まで行ってたのは初めて知りました。
始発、終電の操車、乗務員運用の関係でしょうか。そういや錦林車庫最終のさよなら電車は丸太町から白梅町、今出川、錦林と通常と違う経路で運転しましたね。
市バスでは始発、最終では他の営業所が代走して回送のロスを減らしているケースがあります。たとえば錦林担当の203を西大路四条始発は梅津が担当したり。もちろん幕も用意されていて、いすゞキュービックの203も見られました。
市バスの場合ですと西大路九条からは臨となって九条車庫まで運転するケースかと思います。
20番も壬生までと時刻に注記していたのかもしれません。

投稿: クハ55071 | 2016年4月23日 (土) 18時33分

クハ55071様;
 九条車庫まで行っていた②系統はおそらく「終」だったのではないかと思います。これなら西大路九条でわざわざ系統板を変更しなくてもいいですからね。ただ翌朝の初発がどんな系統板だったのか興味ありますね。
 ちなみに⑳系統の最終は熊野神社前発22;49で、銀閣寺を22:35頃に発車していたのではないかと思われます。さらに銀閣寺発23:03の四条大宮行きが⑳系統として壬生で入庫する終電でした。
 ともあれこの終車通過時刻表、マニアックに見ていると結構面白いですよ。岡崎に行かれたらぜひのぞいてみて下さい。

投稿: 京洛電軌 | 2016年4月24日 (日) 19時24分

京洛電軌さん、こんにちは。
なるほど、終で九条車庫ですか。
初発は九条車庫から西大路九条まで営業なら臨かもしれませし回送かも。
13番は高野~四条河原町新京極までの運転でしたが、烏丸車庫~高野を臨として繋いでましたね。

投稿: クハ55071 | 2016年4月27日 (水) 14時31分

クハ55071様;
 これは全くの推測ですが、入庫時に九条車庫まで営業運転していましたから、逆に出庫時も九条車庫から営業運転していたと考えるのが自然かも知れませんね。系統板はおそらく「臨」のまま「丸太町 銀閣寺」で錦林車庫まで運転されていたと思われます(西大路九条でわざわざ系統板を変えるのも手間でしょうから)。
 臨と言えば、市電末期の早朝に錦林車庫発烏丸今出川行きの臨時が運転されていたそうです。これは西大路四条発の⑫甲を待っていると、今出川線東行の初発時間が遅くなってしまうための措置だったようです。

投稿: 京洛電軌 | 2016年4月27日 (水) 17時57分

今でも市バスの終車間際(初発も)に本来の担当以外の車庫の代走があります(たとえば錦林の17系統の南行最終便は九条担当)が,それと同じことは市電時代からありました。ここで話題になっているのは九条の278系統で,九車→熊野→銀閣→熊野→円町→九車の運行で,伏見線廃止後にこのルートになりました。ただ系統板は市バスと異なり「臨」が原則です。(「終」は最終便となる区間でのみ表示しました。)

この辺の事情は,下記HPのOperationsをご覧ください。なお「終車通過時刻表」の(時刻が読み取れる)画像がありましたら,ご提供頂けると嬉しいです。

投稿: 実年A | 2016年6月28日 (火) 18時42分

実年A様;
 初めまして。非常に興味深いコメントありがとうございました。貴殿のコメントから察しますとこの終電は九条車庫の臨になるようですね。ところでこの278系統の往路は九車から東山線経由でくまの→天王町→銀閣寺というルートだったのでしょうか?
 貴殿のHPも拝見させていただきました。京都市電に関して非常に詳しく見ごたえのある内容で驚きました。拙ブログは模型がメインですが、京都市電に関する話題も載せていますので、貴殿のHPも参考にさせていただくことがあるかと思います。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

投稿: 京洛電軌 | 2016年6月29日 (水) 19時17分

回答ありがとうございます。京都市では初電時には終電時と逆方向の系統が運行されるのが原則だったので,終電時には278甲系統,初電時にはその逆回りとなる278乙系統が運行されていたはずです。Operationsにも書いていますが,河原町線南行(四条以南),烏丸線南行(四条以南),千本線北行(壬生以北)の最終は,それぞれ九条,壬生,烏丸の代走になるなど,終電間際の運行は興味深いものでした。しかし公式の記録が見つからないため,断片的な情報に留まっています。

投稿: 実年A | 2016年7月 4日 (月) 01時08分

実年A様;
 こんばんは。コメントありがとうございます。そうしますと初電は九車→西九→円町→丸太町・銀閣寺とたどった後、くまのから東山線経由で九車に戻っていたようですね。ともあれこの終車通過時刻表、じっくり見るとまた何か発見がありそうですね。また時間ができたら岡崎へ行って来ようと思っています。

投稿: 京洛電軌 | 2016年7月 5日 (火) 19時05分

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