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市電1000台計画(京都市電の話)

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毎度ご乗車ありがとうございます。

 今から38年前の今月末、京都市電が全廃になりました。そこで、と言う訳ではありませんが、今回は市電の話をしてみたいと思います。

 昭和30年前後は正に戦後の市電全盛期でした。白川線や下鴨線などの路線延長や800型や900型など新車の増備も活発で、「走れば儲かる」ような時代でした。 
 そんな中で昭和31年、京都市交通局から十ヶ年計画が立案されました。計画の中心はトロリーバスの拡大で、総工費30億円を投じて堀川通や五条通の他、北山通や嵐山、久世橋方面へも路線を延ばしていくというものでした。

 そしてトロバスの拡大と並行して計画されていたのが表題の「市電1000台計画」でした。これは当時の市電の車輌数340輌を徐々に増備していって、常時1000台を運行するというものでした。これによりいつでも待たずに乗れて、しかも座れる市電を目指していたんですね。これを交通局では「水平に走るエスカレーター」と称していました。

 この計画は残念ながら頓挫しましたが、もし市電1000台計画が実現していたら、市街地は常に市電が数珠つなぎ状態になっていたでしょうね。さらに付け加えるなら、当時の市電の車庫はとても1000輌も収容できないので新しい車庫の新設もしくは既存の車庫の拡張なども行われたのではないでしょうか。車輌に関しても新形式が登場していたでしょうし、京都の街並みもどんな風になっていたか、興味が尽きないですね。

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